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アナリストレポート拾い読み(1月16日)

【ドイツ証券】
PER(予想ベース13倍台)、PBR(1.5倍)、配当利回り(1.6%で国債利回りを上回
る)など各種株価バリュエーションは2003年春に匹敵する歴史的割安水準と指摘。
期待されるドライバーとして、FRBの大幅追加利下げ観測、原油反落、米大手
銀・証券の資本政策を好感した金融株の反発に注目。月末リバウンド局面のリー
ドセクターとして、銀行、証券、その他金融、住宅、建設などをピックアップしていま



【三菱UFJ証券】
精密セクターの10〜12月期業績を予想。事務機ファンダメンタルズはやや減速、デ
ジカメは高水準維持、半導体製造装置は7〜9 月よりもやや回復傾向にあるもの
の、1〜3月に受注は再び低下するリスクが出てきていると分析。会社業績予想を
引き上げるには至らないものの、モメンタムが強い銘柄としてコニカミノルタ、ニコン、
オリンパス、富士フイルムを紹介。また、HOYAの業績はHDD市場の回復を背景に
第3四半期は堅調との見解で、株価とのギャップが広がっているとコメントしています。


【リーマンブラザーズ証券】
HDD関連部品のレポートをリリース。短期的には堅調な業績が期待できるものの、
HDD生産の前年同期比増減率は08年第1四半期でピークアウトすると予想。今
第3四半期の好業績確認後、株価が上昇しその後一旦弱含むと考えるため、春
にかけて再投資タイミングを探る展開を想定しています。


【東海東京調査センター】
来週のウィークリー参考銘柄は、信用倍率1倍割れ&信用取り組みが良好で、来
期も順調な業績拡大が見込まれる銘柄を中心にピックアップ。テルモ、安川電機、
ダイセキ、アスクル、サイバーエージェントを紹介しています。


【日興シティ証券】
化学・合繊セクターの決算を予想。総合化学では、宇部興産がカプロラクタムの
市況上昇などで会社予想を上回ると予想。電子材料はJSR、日立化成、日東
電工が会社予想比で上振れ。誘導品では三菱ガス化学、合繊ではクラレが会社
予想を上回ると予想。住友ベークライトは半導体材料の回復が鈍いことから下期
は会社予想比で下振れ。住友化学も円高と原料高で若干下振れ。ダイセル化
学、カネカ、三菱レイヨンも若干未達。注目銘柄としてJSR、昭和電工、日立化
成、住友化学、クラレ、信越化学を紹介しています。


【メリルリンチ証券】
不動産ビルセクターのレポートをリリース。足元ではマンション市況の悪化、ビル賃料
の伸び率鈍化、世界的な信用収縮などが懸念されているものの、実際にはオフィス
市況は堅調、マンション市況も在庫削減、郊外での供給減少が具体化する過程
で持ち直すと指摘。また、信用収縮の影響で不動産ファンドや企業の保有資産の
売却が3月末にかけて増えれば、財務内容の良いリート、不動産大手は大型取引
が増加するとコメント。株価が反発する過程では三井不動産と三菱地所から見直
されると解説しています。


【クレディスイス証券】
米国景気の後退懸念が台頭する一方、原材料価格が高騰する外部環境におい
ては、価格転嫁による販売価格引き上げの成否が、今後の業績拡大の鍵を握る
要因になると指摘。現在のマーケットで「売上成長加速度」ファクターが有効となっ
ている背景には、世界経済がスタグフレーション的な様相を呈し始めていることがあ
るものと推察。「売上成長加速度」、「財務健全性」ファクターから買い候補銘柄と
してSANKYO、日揮、第一三共、ローム、松下電工を紹介しています。