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アナリストレポート拾い読み(11月21日)

【大和総研】
自動車セクターのレポートでは、今後3〜6ヶ月程度のファンダメンタルズには引き
続き警戒感が必要と指摘。しかし、自動車セクターのウエイト引き下げは一巡し、
「為替」や「米国」のリスクが織り込まれたと考えられることから、下値不安は小さ
いと解説。個別ではでは、トヨタ>日産>ホンダの順番で注目し、ヤマハ発動機
とマツダにも注目。いすゞは押し目買いの機会と分析しています。

【日興シティ証券】
テクニカル分析では、海外株の下げ圧力が強まっているものの、日経平均は144
70円処までで当面の底を打ち、800〜1100円幅程度のリバウンドが起こると予
想。このケースでは、銀行株や小売大手、新興市場の代表銘柄などが反騰相
場の牽引役になると分析。海外株が暴落に近い下げとなるような場合は、日経
平均は一気に13900円処まで下落し、底入れのタイミング早まることになると解
説しています。

【モルガンスタンレー証券】
電子部品・制御機器セクターのレポートをリリース。株価の急落は中長期投資に
とって優良企業を納得価格で仕込む好機と言えるものの、09年3月期の不安を
払拭することは難しいと指摘。個別では業績の不安が小さい浜松ホトニクス、日
本電産、日本特殊陶業の「オーバーウエイト」を継続。村田製作所などバリュエ
ーション面で魅力的になりつつある企業への投資機会模索にも注目しています。

【クレディスイス証券】
台湾ハイテクセクターの月次動向をみると、季節的循環サイクルの調整局面に入
りつつあると指摘。日本の電子部品セクター株は最近の大幅調整局面でこれを
織り込んだと考えられ、1〜3月期の調整幅が小さいと予想されるHDD関連と液晶
関連に注目。個別銘柄ではHDD関連として日本電産、TDK。液晶関連として日
東電工に注目しています。

【メリルリンチ証券】
11月8日から15日にかけて小売セクターのディスカッションのため、米国機関投資
家を訪問。同証券では、消費全体については慎重な見方を提示した一方、個
別要因により業績モメンタムの改善が予想されるファーストリテイリング、ドンキホー
テ、サンドラッグなどを推奨。同セクターは2年弱もアンダーパフォーマンスを続け、バ
リュエーション面でも魅力が増してきていることから、来るべきリバウンドに備え、基
礎的な銘柄調査に注力している投資家が多く見られたと報告しています。

【リーマンブラザーズ証券】
日本株の懸念は内需低迷、政情不安、M&Aブーム後退と指摘し、日本株オー
バーウェイトを続けてきた欧州大陸の投資家はこれ以上のアンダーウェイトに慎重
になっていると解説。スイスの投資家は年初来日本株からアジア株へのスイッチを
進めており、足元のアジア株の急上昇とボラティリティー上昇を背景から、再度日
本株のバーゲンハントに前向きな発言も出ていると報告しています。

【日興コーディアル証券】
電機セクターのレポートをリリース。中間決算の特徴として、東芝、三菱電機、ソ
ニーが通期予想を増額修正したことと、松下、日立、NECの中間期実績が会
社側予想を上回ったことなどを評価。リストラ先行組、出遅れ組で業績面の格
差がみられるものの、電機セクター全体として為替相場の動向など不透明要因
を抱えていることから、当面上値の重い展開を予想しています。