リアルタイム銘柄情報 メルトレ!会員ログインリアルタイム銘柄情報 メルトレ!会員ログイン  

TOP > アナリストレポート拾い読み

 

アナリストレポート拾い読み(11月20日)
【野村證券】
テクニカル分析では、TOPIXコア30指数は自律反発が期待されるものの、波動構
成上は03年4月以降の中期第5波の上昇局面を終え、現在はA-B-C波の調整
局面が進行中と指摘。08年前半はボックス相場が続くとの見解で、本格的な上
昇局面に入るのは08年後半からと予想。個別ではNTTドコモが中長期的な大底
を形成し、セブン&アイHDの下振れリスクは限定的と解説しています。


【東海東京調査センター】
今回の急落局面では売買代金が低調で売り圧力が出尽くしたのか疑わしいうえ、
個人の買い意欲の乏しさがうかがえると解説。裁定解消売りが出るリスクを残して
いることから、買い安心感が浮上するには22日から始まる感謝祭→クリスマス商戦
で、米景気の強さを確認する必要があると指摘。投資アイデアとして、今期予想
経常利益が上方修正された銘柄で予想PERが15倍以下、信用倍率が1.5倍以
下の銘柄の中から東邦薬品、ティラド、東海理化を紹介しています。


【HSBC証券】
中国の機関投資家が海外株式投資を開始し、すでに400億ドル分の投資が認
可済みと解説。2008年の対外証券投資額(香港市場を除く)は1500億ドルを突
破し2500億ドルに達する可能性があると分析。中国マネーの矛先として韓国株、
シンガポール株、オーストラリア株をピックアップし、日本市場への目立った資金流
入は期待できないと解説しています。


【ゴールドマンサックス証券】
電子部品セクターのレポートでは、12月頃国際優良銘柄仕込みが有効と解説。
目先は個別要因強い日本電産と日東電工を優先し、エプソントヨコム、日本ケミ
コンは売られ過ぎと判断。2010〜2015年のDPF事業拡大余地が予想以上に大
きいことからイビデンと日本ガイシははコア保有と評価。北米自動車向けが多くFE
D量産が遅れている双葉電子工業と、材料費の再上昇リスクが残る日本CMKは
株価低迷状態が続くと予想しています。


【クレディスイス証券】
日立化成工業、日本曹達、ラサ工業の会社取材報告をリリース。日立化成工
業の下期業績は会社予想を上回る見通しで、年間8億円の営業赤字は縮小
の可能性も考えられると報告。日本曹達は、下期の会社予想が控え目であるこ
とを改めて確認し、今後も受注の拡大が見込まれると解説。ラサ工業は需要拡
大と設備増強による数量増効果により、電子材料事業は大幅増収増益見通
しとコメントしています。


【メリルリンチ証券】
金融庁が銀行の業務範囲規制を大幅に緩和する検討に入ったとの日経報道を
受け、海外業務を展開する大手行にプライベートエクイティ業務の新たな収益機
会をもたらすものと評価。日本企業の再編再生がこれから本格化することを見こ
して、KKRなど国際的巨大ファンドが日本を重視していると解説しています。


【みずほ証券】
百貨店セクターのレポートをリリース。衣料品を中心に強いファッショントレンドがみら
れないため本格的な回復とは言えず、天候に一喜一憂する不安定な状況が続
いていると解説。全体的な基調は改善したものの本格回復には至らず、セクター
投資判断は「中立」を継続しています。